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京都インクルーシブ教育(共に学び共に育つ教育)を考える会 設立にあたって

 2013年は、障害者権利条約の批准が国会で承認され、障害者差別解消推進法が成立し、国として、インクルーシブ教育をすすめていく課題が明確になった1年でした。

 また、この動きと並行して、文部科学省は、これまでの別学を基本とする就学規則をあらため、京都では、京都府の条例作りによって、障害者の差別をなくしていこうという取り組みがすすめられています。

 しかし、教育現場やマスコミなど多くの場で、このような大きな動きがほとんど話題にされず、一般の市民にも十分に知らされていません。そのため、インクルーシブ教育の理念についてのさまざまな誤解もあります。たとえば、障害のある子どもたちに必要な、適切な支援をきちんと整備するということは、インクルーシブ教育の理念と対立するものではなく、むしろ、障害のある子どもと障害ない子どもが共に学ぶ中で適切な支援や合理的配慮を行う必要性ということは、インクルーシブ教育の理念の中に含まれていることがらです

 私たちは、このような京都の現状をふまえ、以下のような趣旨で『京都インクルーシブ教育(共に学び共に育つ教育)を考える会』を設立します。                     (2014.4.6)

※会の趣旨、活動方針など詳細については以下のリンクで詳細に紹介しております

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