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会の趣旨

 私たちは、「保護者や子ども自身の意志を尊重し、障害のある児童生徒もない児童生徒も同じ場で、必要な支援を受けながら、お互いの理解や共に生きる力を育み、共に学ぶことができる学校・地域をめざしていくとりくみ」として、インクルーシブ教育というものをとらえています。

 障害者差別解消推進法や各自治体における障害者への差別をなくしていくための条例作りのとりくみにおいて、障害を持つ市民と持たない市民がかかわりを深め、相互理解をすすめること、少数者を排除しない、真にインクルーシブな社会を作ることが、何より大きな課題として、自覚されつつあります。

 このような状況の中でインクルーシブ教育の正しい理念や考え方を広め、京都の教育現場でのインクルーシブ教育の着実な前進をはかっていく。このために、私たちは、『京都インクルーシブ教育(共に学び共に育つ教育)を考える会』を結成しました。

 さまざまな情報の収集と発信、教育行政、教育現場、当事者の方々との話し合いなどを、すすめていきたいと考えています。

活動方針

≪インクルーシブな社会の創造にむけて、インクルーシブ教育を推進していくことを目的とした活動≫

1. 行政や関係諸機関などと話し合い、インクルーシブ教育にか かわる現状や課題を把握します。また、インクルーシブ教育の推進を願う幅広い声を、行政や関係諸機関などに届け、具体的な提案をする活動を行います。
 
2. 幅広い市民、保護者、教員などにインクルーシブ教育の理念 や考え方の意義、障害者権利条約の考え方、また、インクルーシブ教育の実践の成果、課題などについて、伝えていくために、積極的に情報を発信し、啓発活動、学習活動を行います。
 
3. インクルーシブ教育を求める障害当事者や保護者の支援・相談活動を行います。
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